入社3〜7年目のエンジニア向け 法人研修

納品後の"運用の仕組みづくり"を提案できるエンジニアへ 「システム運用管理・ITIL」実践研修

納品して、終わりにしない。
運用の仕組みまで提案できる力を。

SaaSの導入案件を2日間通しの題材に、責任分担・運用フロー・エラー対応・手順書と変更管理を順に設計します。ITILの考え方を「現場のどこで使うか」とセットで身につけます。

期間
2日間(各日6時間)
形式
集合またはオンライン・講師デモ+グループ演習
対象
構築経験はあるが、運用設計の経験が少ないエンジニア

こんなお悩みありませんか?

システムの納品後、運用・保守の現場でよく聞かれる声です。

  • 問い合わせが特定の人に集中する

    運用の手順が担当者の頭の中にしかなく、対応の早さが「詳しい人がいるかどうか」で決まってしまう。

  • エラーが出ても、追い方がわからない

    どのエラーコードを見て、どのログを確認すればよいかが決まっておらず、毎回ゼロから調べている。

  • 手順書が古く、現場で使われていない

    最新版がどれか分からず、誰が直して誰が承認するのかも決まっていない。

「責任分担・運用フロー・変更管理」を決めれば、運用は回る。
本研修は、その仕組みを自分で設計し、顧客に提案できる力を育てます。

研修後、受講者はこう変わります

担当者の頭の中にあった運用を、表・フロー・手順書に落とし込めるようになります。

  1. 範囲

    運用の「範囲」を説明できる

    サーバー構築とSaaSで、運用で受け持つ範囲がどう違うかを、顧客に説明できるようになります。

  2. 仕組み

    運用の「仕組み」を設計できる

    運用フロー、エラー対応の手順、手順書とその更新ルールを、自分で作れるようになります。

  3. 提案

    運用・保守を「提案」できる

    システム導入とセットで、運用・保守の仕組みを顧客に提案できるようになります。

本研修の3つの特長

通しの題材で学ぶ

従業員300名の企業へのSaaS導入を2日間通しの題材にし、「納品 → 運用設計 → 日々の運用 → 障害対応 → 変更・改善」の順に設計します。各段階でITILの考え方を当てはめます。

講師デモ+紙上演習

管理画面やログの見方は講師がデモで示し、受講者はチケットやログの資料を使ってグループで切り分けます。受講者ごとの環境準備は必要ありません。

提案書をつくって終わる

最終演習で、題材企業向けの「運用・保守のご提案」を1枚にまとめて発表し、講師の講評を受けます。研修の成果を、そのまま実務の提案に活かせます。

こんな方に最適です

  • 入社3〜7年目で、構築は経験したが運用設計の経験が少ないエンジニア
  • クラウドやSaaSの導入案件で、納品後の運用まで任されるようになった方
  • 納品後の問い合わせ対応が、自分や特定のメンバーに集中している方
  • エラー対応やログの調べ方を、チームの手順として整えたい方
  • ITILの用語は知っているが、現場でどう使うかイメージできない方
  • システム導入とあわせて、運用・保守のサービスを提案していきたいチーム

研修カリキュラム

2日間・全10コマ(各日6時間・休憩除く)。内容・時間配分はご要望に合わせて調整いたします。

DAY1

運用の「範囲」と「流れ」を決める

6時間

  1. 1. 運用トラブル事例とITILの全体像60分

    なぜ納品後に揉めるのか。運用で起きるトラブル事例と、ITILのサービスの考え方・主な管理の種類を押さえます

  2. 講師デモ2. サーバー構築とSaaSの違い90分

    共有責任モデル(サービス提供事業者の責任/自社・ベンダーの責任)と、SaaSで運用すべきこと(ライセンス・ID・メール・セキュリティ・更新情報の追従)。管理画面での稼働状況やお知らせの確認方法をデモで示します

  3. 演習3. 演習① 責任分担表をつくる60分

    題材企業の運用について「誰が・何を・どこまで」受け持つかを表にまとめます

  4. 4. 運用フローの設計60分

    日次・週次・月次の運用業務、問い合わせの受付から対応・完了までの流れ、エスカレーションの決め方

  5. 演習5. 演習② 運用フロー図をつくる60分

    題材企業の運用フロー図と運用業務一覧をつくります

題材:従業員300名の企業へのSaaS導入(2日間通しで使います)

DAY2

障害に強い仕組みと、ドキュメントを回す

6時間

  1. 講師デモ6. エラー対応の基本75分

    エラーコードの出方(エラーメール・サインインエラーなど)と、ログの追い方(メールの配信ログ・サインインログ・監査ログ)

  2. 7. インシデント管理と問題管理45分

    「直す」と「再発を止める」を分けて考えます。オペレーター目線の一次対応

  3. 演習8. 演習③ 障害を切り分ける75分

    「一部社員にメールが届かない」という障害を、チケットとログの資料から切り分け、対応記録を書きます

  4. 9. ドキュメント整備と変更管理60分

    変更管理(ITIL 4では「変更実現」)の考え方で、エラーコードガイド・トラブルシューティングマニュアルの型と、版の管理・更新の流れ(誰が直し・誰が承認し・どう知らせるか)を整えます

  5. 総合演習10. 総合演習④ 運用・保守の提案75分

    題材企業向けの「運用・保守のご提案」1枚を作成し、発表・講評を行います

エラーコードガイド・トラブルシューティングマニュアルのテンプレートを配布します

研修概要

  • 期間:2日間(各日6時間・休憩除く)
  • 形式:集合研修またはオンライン(講師デモ+グループ演習)
  • 対象:入社3〜7年目のエンジニア(構築経験あり・運用設計の経験が少ない方)
  • 費用:受講人数・形式に応じてお見積りいたします
  • 重点を置きたいテーマや題材は、事前のすり合わせで貴社に合わせて調整します

研修前後で、ここが変わる

事例:「メールが届かない」問い合わせへの対応

BEFORE

人に頼った対応

  • 一次対応受け付けた人が、自己流で調べ始める
  • 切り分けどのログを見るか決まっておらず、詳しい人を探して待つ
  • 記録対応内容が残らず、同じ問い合わせで毎回ゼロから調べる

AFTER

仕組みで回る対応

  1. 一次対応運用フローに沿って、受付・優先度付け・エスカレーション先が決まっている
  2. 切り分けエラーコードガイドでエラーメールの意味を確認し、配信ログで原因を絞り込む
  3. 記録インシデントとして記録し、繰り返すものは問題管理で原因をつぶす

運用の4つのプロセスは、こう変わります

プロセス Before:人に頼った運用 After:仕組みで回る運用
責任分担 どこまでが自社・ベンダー・サービス提供事業者の範囲か曖昧 責任分担表で、誰が・何を・どこまで受け持つかを合意済み
日々の運用 定常作業が担当者の頭の中にある 運用業務一覧と運用フロー図がそろっている
障害対応 エラーの調べ方が人によって違う エラーコードとログの追い方が手順書になっている
ドキュメント 手順書の最新版がどれか分からない 版の管理と、更新・承認・周知の流れが決まっている
結果(運用の負担) 属人化し、納品後の問い合わせで疲弊する 仕組みで回り、運用・保守の提案につながる

ご相談はすべて無料です

納品して、終わりにしない。
運用の仕組みまで提案できるエンジニアへ

「自社の案件に合わせて内容を調整したい」「費用や日程を知りたい」「助成金を活用したい」そんなご相談からお気軽にどうぞ。

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