若手インフラエンジニア向け 公開講座

若手インフラエンジニアのための 「インフラ構築・運用」研修

「見て覚える」から、
「手を動かして構築できる」へ。

ネットワーク基礎・サーバー構築から、監視・トラブルシューティングまで。ハンズオン中心で、現場で再現できる実践力を身につけます。

期間
全3講座(各3日間・21時間)/ 通しで計9日間
形式
対面公開型・ハンズオン中心・各講座単独受講可

こんなお悩みありませんか?

若手インフラエンジニアの育成で、よく聞かれる声です。

  • 座学中心で終わる

    多くの技術研修は説明だけで終わり、実務での構築・復旧に応用できない。

  • 障害対応の型が身につかない

    手順書どおりの構築はできても、障害が起きたときに自分で切り分ける力が育たない。

  • 現場に配属してから困る

    ネットワーク・サーバ・監視をつなげて考える機会がなく、独り立ちに時間がかかる。

「見たことがある」で終わらせない。
本研修は、手を動かして構築・復旧できる力を育てます。

9日間で、ここまでできるようになる

講座ごとに、現場で任せられる仕事がひとつずつ増えていきます。

  1. 講座1 ネットワーク基礎&仮想NW構築編

    ネットワークを自分で設計できる

    サブネット設計からVLAN構築まで、既存構成のコピーに頼らず、自分で組み上げられるようになります。

  2. 講座2 サーバー構築編

    3層のWebシステムを構築できる

    DB・APサーバ・Webサーバを1から構築し、WARデプロイなどのリリース作業を自力で行えるようになります。

  3. 講座3 監視・トラブルシューティング編

    障害を自分で切り分け・復旧できる

    ログとリソース監視から原因を特定し、決まった型で報告・エスカレーションできるようになります。

本研修の特長

3講座で一気通貫

ネットワーク基礎からサーバー構築、監視・トラブルシューティングまで、3つの講座で段階的に習得。①→②→③の順に受講すれば、合計9日間で基礎から実践までつながります。

本物の環境でハンズオン

GNS3による仮想ネットワークや実サーバ環境を使い、実際に手を動かして構築します。演習環境は弊社で構築済みの状態でご提供するため、環境準備の手間はかかりません。

障害対応の型まで習得

障害注入によるロールプレイングで、切り分け・復旧・報告・エスカレーションまでを一連の型として体得。「とりあえず再起動」から抜け出し、現場で通用する対応力を身につけます。

こんな方に最適です

  • ネットワークを担当することになった若手エンジニア
  • ネットワーク図は読めるが、自分で設計・構築した経験がない方
  • サーバ構築を担当することになった若手エンジニア・運用保守担当
  • 手順書に沿った構築はできるが、設定の意味まで理解できていない方
  • 運用保守やヘルプデスクで一次対応を担う若手エンジニア
  • 「とりあえず再起動」から抜け出したい運用担当の方

研修カリキュラム

全3講座(各3日間・21時間 / 10:00〜18:00 研修7時間+休憩1時間)

講座1

ネットワーク基礎&仮想NW構築編

3日間・21時間

Day 1

  1. データの表現と単位

    2進数・16進数の変換、データの単位、数値の表現範囲。ネットワークを理解する前提となる数値の扱いを整理します

  2. ネットワークの基礎とOSI参照モデル

    MACアドレスとIPアドレス、プライベートアドレス、サブネット計算の実践、プロトコルとOSI参照モデルの全体像

  3. 物理層・データリンク層とGNS3

    各層の役割と機器の対応、GNS3の画面構成と基本操作

  4. ハンズオンLAN構築

    PCとスイッチングハブの配置、IPアドレスの設定、疎通確認、演習問題(LAN構築)

Day 2

  1. ネットワーク層とルーティング

    IPルーティングの仕組み、ルーティングテーブルの読み方、ルーターの役割

  2. ハンズオンWAN構築

    スイッチングハブ同士の接続、ルーターの導入、異なるネットワーク間の通信、演習問題(WAN構築)

  3. 上位層・伝送時間・名前解決

    トランスポート層からアプリケーション層まで、伝送時間の計算、DNSとDHCPの仕組み

  4. ハンズオンDHCPの導入

    DHCPサーバの構築、アドレス配布の確認、演習問題(DHCP)

Day 3

  1. アクセス制御の基礎

    ファイアウォールの考え方、ACLとセキュリティグループ

  2. ハンズオンACLによる通信制御

    PC間の通信許可、ネットワーク間の通信許可、演習問題(ACL)

  3. VLANの理論と【ハンズオン】

    ポートベースVLAN、トランクリンク、VLAN間通信、Router-on-a-Stickの導入、演習問題(VLAN)

  4. 暗号化・TLSの基礎と総合演習

    共通鍵/公開鍵暗号、デジタル署名、PKI、TLS。LAN→WAN→DHCP→ACL→VLANを通した5STEPの総合演習

前提条件:Linuxの基本コマンド操作

講座2

サーバー構築編

3日間・21時間

Day 1

  1. DBサーバの役割と3層構成

    RDBMSの基礎概念、Web/AP/DBの3層アーキテクチャにおけるDBサーバの位置づけ、本研修で構築する構成の確認

  2. ハンズオンMySQL 8.0の導入

    パッケージ更新、MySQL 8.0のインストール、起動と自動起動設定、初期セキュリティ設定、サンプルデータの投入

  3. ハンズオンユーザー管理と外部接続

    アプリ用ユーザーの作成とGRANT、最小権限の考え方、bind-addressの変更、ufwの設定、別サーバからの接続確認

  4. 設計・チューニング/【ハンズオン】バックアップ

    正規化とER図、インデックス設計とEXPLAINによる実行計画の確認、トランザクションとACID特性、mysqldumpによるバックアップとリストア

Day 2

  1. ミドルウェアの役割と構成確認

    Apache・Tomcat・MySQLそれぞれの役割、構築用VMの確認、IPアドレスとホスト名の設定

  2. ハンズオンJava実行環境とTomcat

    OpenJDK 17の導入とJAVA_HOMEの確認、Tomcat 10.1の展開、専用ユーザーの作成、systemdサービス登録、動作確認

  3. ハンズオンTomcatの運用とJSP配置

    ディレクトリ構成とログの確認、起動・停止・状態確認、サンプルJSPの配置と動的表示の確認

  4. ハンズオンApacheとリバースプロキシ

    apache2の導入、設定ファイル構造、静的コンテンツ配信、構文チェック、モジュールとサイトの有効化、proxyモジュールとバーチャルホストによるTomcat連携

Day 3

  1. ハンズオンWARファイルのデプロイ

    デプロイの概念、全サービスとポートの確認、アプリ用DBの作成、WARの転送・配置・自動展開、再デプロイとアンデプロイ

  2. ハンズオンDB接続設定と3層疎通確認

    context.xml、Connector/Jの配置、コネクションプール、ブラウザからのアクセスとDB連携、アクセスログでの確認

  3. 総合演習メモ管理システム構築①

    VM準備からJava・Tomcat・Apacheの構築とリバースプロキシによる80番公開、DB作成とWARデプロイ、ドライバ配置、3層疎通(ログイン)までを自力で実施

  4. 総合演習メモ管理システム構築②

    ufwと再起動耐性を確認し、チェックリストによる完成判定と解答例レビューを行います

前提条件:Linuxの基本コマンド操作/基本的なSQLが書けること

講座3

監視・トラブルシューティング編

3日間・21時間

Day 1

  1. システム監視の概要

    監視が必要な3つの目的、リソース監視とログ監視の2本柱、トラブル対応の基本フロー

  2. ハンズオンリソース監視

    top・free・df・du・vmstat・iostat、CPU/メモリ/ディスク/ディスクI/Oの4資源の見方

  3. ハンズオンLinuxログとjournalctl

    /var/logの構造、rsyslogの仕組み、syslog・auth.log・kern.logの読み方、journalctlの基本とよく使うオプション

  4. Webサーバログ・logrotateと総合演習

    Apacheアクセスログ/エラーログの読み方、grep・awkによる集計、logrotateの設定、個人演習とグループ演習、発表と相互フィードバック

Day 2

  1. 切り分けの基本姿勢

    事実と推測を分ける、トラブルの分類、切り分けの基本プロセス、5W1Hによる事象確認、再現確認と最小化

  2. OSI参照モデルによる切り分け

    ボトムアップと二分探索、各層の確認コマンド、【グループワーク】この症状はどの層から疑うか

  3. ハンズオンログからの原因究明

    ログの1行を読み解く、エラーメッセージの読み解き方、ログ調査の落とし穴、アクセスログ分析ハンズオン

  4. ハンズオンサービス障害の復旧

    systemdの仕組みとsystemctl statusの読み方、journalctlによる起動失敗の原因特定、起動失敗の3大原因、復旧作業の鉄則、疑似障害の切り分け

Day 3

  1. 障害対応の全体像

    インシデントの定義と分類、重大度と優先度、検知から一次対応・二次対応までの流れ

  2. 障害対応フローとエスカレーション

    初動でやるべき3つのこと、役割分担、エスカレーションの判断基準と伝達フロー、報連相の使い分け、SLAと復旧目標時間

  3. 障害報告フォーマット

    良い報告の型、3段階の報告テンプレート、タイムラインの付け方、相手別の伝え方、【演習】ダメ報告を書き直そう

  4. ロールプレイング障害対応実習と振り返り

    ケースファイル方式の障害対応実習(複数シナリオ)、相互レビュー、ポストモーテムとなぜなぜ分析、稼働率・MTTR・MTBFなどの指標

前提条件:Linuxの基本コマンド操作/サーバ構築の経験

受講モデル

  • ①→②→③の順に受講いただくと、ネットワーク設計からサーバ構築、障害対応までを合計9日間で一気通貫に習得できます
  • 各講座とも単独で受講いただけます
  • 演習用の仮想環境(GNS3・サーバ環境など)は、弊社で構築済みの状態でご提供します

研修前後で、ここが変わる

事例:障害発生時の切り分けの違い

BEFORE

勘で再起動を繰り返すだけ

  • 担当者事象を確認せず、とりあえずサーバを再起動
  • チーム原因が分からないまま様子見が続く

AFTER

型に沿って切り分け、報告まで実践

  1. 担当者ログとリソース監視で事象を確認し、OSI参照モデルで切り分け
  2. チームエスカレーション基準に沿って必要な人に共有
  3. 担当者原因箇所を特定し、決まった型で初報を作成

研修前後:インフラ運用スキルの比較

項目 受講前 受講後
ネットワーク設計・構築 ネットワーク図は読めるが、自分で設計・構築した経験がない サブネット設計からVLAN構築まで自分で組み上げられる
サーバー構築・運用 手順書に沿った構築はできるが、設定の意味まで理解できていない 要件から構成を決め、構築手順書を自分で書き起こせる
監視・障害対応 障害が起きると、とりあえず再起動して様子を見る ログとリソース監視から原因を特定し、決まった型で復旧・報告できる
結果(現場配属後の即戦力度) 配属後もOJTに時間がかかり、独り立ちが遅れる 基礎から実践までを一気通貫で習得し、早期に即戦力化できる

ご相談はすべて無料です

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